ここ数年衰えを見せず流行っているのが「糖質制限ダイエット」や「低インスリンダイエット」です。

「糖質制限ダイエット」は、糖質を摂取しないダイエット法で

「低インスリンダイエット」は、糖質を摂ることを前提に血糖値の上昇度合いの低い食品(低ＧI値値食品)を選んで食べるダイエット法です。

 

確かに現代の日本人は糖質を摂りすぎているので控えるのには大賛成です。特にお菓子は食べ過ぎ注意です。

 

「糖質制限ダイエット」は短期間で減量効果が得られやすいと言われていますが、むしろ効果は短期間しかないようです。体重に減少がみられるのは良くて3ヶ月で、その後6ヶ月くらいからは体重がどうやっても上昇してきます。

さらに自己流で行うと栄養バランスが崩れやすく筋肉量が減少したりケトン体の蓄積により思考力の低下や、疲労感の増加、肌や髪の老化が考えられます。またリバウンドしやすいのもデメリットと言えるでしょう。

 

「低インスリンダイエット」は、GI値が低い食品を摂ることで血糖値の上昇を抑え脂肪の蓄積を促すインスリンの分泌を抑えようというダイエットです。

精製歩合の低い食品がGI値が低いので白米より玄米を、白いパンよりはライ麦パンを、といった食品に変えていくイメージです。

低インスリンダイエットは、食品を制限しないので栄養不足になりにくく安全なダイエット法と言えます。

 

デメリットとしては、玄米などは現代人の咀嚼力では消化不良をおこしやすいので、よくよく噛まなければ胃腸の調子を崩してしまうこと、味や匂いが苦手な方にはつらいかもしれません。

 

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